「物を持たない暮らし」を実践中

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「物を持たない暮らし」ということが一部で流行しているというのを聞いて、少し自分自身について、この1ヶ月間考えてみた。
自分なりにルールを決めて物を少なくすると、さまざまなメリットが生まれてくるとのことであったが、それを実践していろいろ気がついてきた。

【メリット】
●たくさんあることにより必要なものが埋もれてしまうことがなくなった
●探索の時間が減少した(=時間ロスの低減)
●使う工夫をするようになった
●部屋がすっきりした
●不用品を売ったらそれなりにお金になった。

【デメリット】
●いまのところ遭遇していません。

どのように実践したのか。「1年以上利用しなかったものは無条件に処分する」と決めた。見回してみると、自分の身の回りは物であふれ返っていた。スーツは数十着あり、ネクタイは大きなハンガー3つに推定100はあった。靴下は片方だけのものも発見された。スーツは、良いものだったけど、細くて着れなくなったものなどを大胆に半分は処分した。ネクタイは20個ほど残してあとは全て捨てた。本やDVDはブックオフに。AV関連やパソコン関連のケーブル類などが紙袋1つくらい余っていたので、これも処分。1度も利用しなかった重量級の車のバッテリーチャージャー。なんで、こんなものがとおもうのがザクザクと発見される。気分は遺跡発掘だ。気がつくと自分の部屋の2/3が不用品であることがわかって自分でも大変な驚きだった。

今度は、他の部屋もやろうかと見渡してみるとやっぱり2/3は不用品ぽいものが多い。災害時に備えて置いておくものは別として、ピクルスの瓶などストックルームは不用品だらけ。父親に押しつけられていらないゴルフ用品など、どう処分しようかと悩むが、いつか使うかもしれないから、これだけはトランクルームに入れておこう。スキーの板は、10年利用していなかったので粗大ゴミにだした。釣り竿も使わないと傷んでくるので、またやるときになるまで少しメンテナンスして売って処分してしまうことにしよう。
薬の備蓄はものすごく、書類保管用サイズの段ボール箱8箱分はあった。薬局でも開設するつもりだったのか。H5N1対策用に購入したからやむ終えず・・。これはとっておくことにしよう。

古来、日本人は物がないシンプルな生活を自然と調和をしながら行っていたことを改めて知ってきた。日本家屋の中庭は、心を落ち着けさせるだけでなく、自然と部屋の中を風が通り抜けるようにしている仕組みだし、和服は日本の気候風土によくあっている気がする。
今後は物を買う前に「本当に必要なのか」「いまあるものでなにか代用することができないのか」を考えてから行うことにする。日本的なシンプルライフへ回帰することは、21世紀型の低環境負荷として良いはずだ。来年には2台ある車のうち1台を処分しよう。

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このページは、mickが2010年10月 6日 11:46に書いたブログ記事です。

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