トヨタのレクサス戦略は成功するのか

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Lexus

いつもはW221のほうが多いのに、今朝は駅近くで3台ものLS460を発見し、いっぷう変わった朝となった。
自動車雑誌などで「レクサスは成功するのか」と書かれているが、私は間違いなく成功したブランドになると確信している。トヨタのマーケティング能力は非常に高いと感じる。
日本でブランドを築くためにどのようなことが必要なのか十分に時間と資金を投じているのだから。私のところにもトヨタのマーケティング部門のひとが訪問してきて、「車の所有歴」「なぜトヨタに乗らないのか」「なぜベンツに乗っているのか」「レクサスブランドはどう感じるか?」「自動車レースについてどう思うか」などを2時間以上に渡って聞いていったのだ。
自動車がブランドを確立するのは大変なことだ。広告的な手法はもちろんだが、中古車市場でも高値推移するような考慮が求められる。BMWとポルシェはこの手法で実力以上にブランディングで成功したと私は考える。中古車の価格が高くなるということは、最初の購入者が月額あたり安価で乗れることを意味するし、中古車の価格というのは人気のバロメータとして人々に捉えられるからだ。
レクサスに関しても、アプローブドカー制度を設けることはもう決まっているが、なにせ国産なので販売台数が多いため、中古車としての需要を供給が上回ることが予想される。この場合には、同じ右ハンドル圏のオーストラリアやアフリカへカーナビなどを現地仕様に変更して輸出をするということもきっと計画されているはずだ。日本では安価でも所得水準が異なれば、そこではまだ高値なのだから。
こうゆうシミュレーションを自分の中で行うのはとても楽しい娯楽だ。しかし、その担当者には相当な苦労が伴うはずだ。いつかはベンツSクラスをブランド的にも車の能力的にも安全面としても超えて、私が所有して喜ぶようにしてもらいたいと楽しみにしている。その日は遠くなさそうだ。

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このページは、mickが2007年1月10日 21:15に書いたブログ記事です。

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